こんにちは、インキュベーター青林です。
このブログでは、起業と新規事業立ち上げを行った7年間のノウハウを紹介していきます。
今回の話は
『プロダクトマーケットフィット(PMF)の全体像』
について紹介します。
プロダクトマーケットフィット(PMF)とは
プロダクト(製品やサービス)がマーケット(市場)にフィット(適合)しているという意味です。 PMFを理解する目的
- ターゲットの課題を解決するサービスか知るため
- 事業が成長できるか知るため
- 事業に投資をしていいか知るため
プロダクトをリリースした後は5つのステップに分けて数値を見ていきます。
STEP.2
利用
サービスにアクセスしてくれたら、サービスの理解してもらい、サービス利用開始し、サービスの価値となる体験をユーザーがスムーズに実行してもらえるか数値を見て確かめていきます。
STEP.3
継続利用
1度利用してくれたユーザーに2回目もサービスを利用してもらえるか設計をし、数値を見ていきます。このとき、継続率を見て、サービスにどのくらいのユーザーが残っているのか視覚的に見えるようにすることで、課題が見えるようになってきます。
【シート有】PMF達成のための指標②:継続率
【シート有】PMF達成のための指標③:ユーザーのアクティブ率
STEP.4
紹介
継続してサービスを利用してくれるユーザーが、知り合いをサービスに連れてきてくれるか重要になってきます。ここで友人を紹介してくれると、広告費を抑えて自然にサービスにユーザーが増えてきます。
【シート有】PMF達成のための指標①:口コミを生むバイラル係数
STEP.5
売上・LTV
最後に商品を買ってもらったり、継続して課金し続けてもらえるか重要な指標になってきます。ステップ4で紹介してもらえないサービスでも、ステップ5で継続課金が続けば、広告費にいくらお金を払って新規のユーザーを獲得してもいいかがわかってきます。
【シート有】PMF後の成長指標:ユニットエコノミクス(LTVとCACの関係)
最後に
PMFを理解する目的
- ターゲットの課題を解決するサービスか知るため
- 事業が成長できるか知るため
- 事業に投資をしていいか知るため
ビジネスモデルによって指標は細かく変わりますが、大方なイメージになります。
PMF達成のために、初期ユーザーの獲得、継続率、バイラル係数の把握をし、ユニットエコノミクスを把握しながらサービスの成長を進めていけるといいと思います。
PMF達成を判断するための8個の指標となるKPI