こんにちは、インキュベーター青林です。
今回は
『新規事業のアイデアの考え方』
についてお話します。
はじめて事業を考えたり、ビジネスモデルを考えるとき、突然新規事業アイデアは思いつかないかもしれません。
事業アイデアやビジネスモデルは、小学校で国語の授業にひらがなを学び、その後漢字が書けるようになるように、できるようになるための土台が必要です。土台として何をインプットする必要があるのかご紹介していきます。
- 「業界、技術、ビジネスモデル、ターゲット」の4軸で決める
- 軸を決めることで全体像から絞って考える
- “技術”や”ビジネスモデル”を変更するとアイデアが複数うまれる
もくじ
新規事業のアイデアは「業界、技術、ビジネスモデル、ターゲット」の4軸を変更することで決まる
アイデア出しは4つの軸のインプットを増やしてかけ合わせでいくつも考えることができます。
具体的に人材業界向けにTV電話で定期購買(サブスクリプション)で中小企業のマーケターを選択した場合は、下記のようになります。
施策をやりきってなかなか資料請求が増えない、資料請求あたりの費用が下がらないなど悩みを相談できる人を外部に持ちたい。
そんなニーズがあったとします。
そんなときに、施策に行き詰まった中小マーケター向けに、自社のおすすめの施策を毎月定額で提案してくれて、気になるプロのマーケターにはTV電話で詳しく聞けるサービスがあったら現場のマーケターは助かるかもしれません。
軸を決めることで全体像から絞って考えられる
初めての新規事業担当者はビジネスアイデアを考える軸がないので良くも悪くも発散します。
子を持つ忙しい親に、リタイア世代の親を紹介して冷蔵庫の中身で1週間分の料理を作ってもらえるサービスはどうだろう?
そんなアイデアがあったときに、
- 技術:どんな技術で親を紹介するといいのか?
- ビジネスモデル:都度課金する方法の他に何かいい方法はない?
上司に他の方法を質問された時に、全体が見えないと他にもいい方法があるのではないか?と決めきれない状態におちいります。
技術やビジネスモデルを変更することでアイデアが複数うまれる
事業アイデア出しは軸をずらすことで複数考えることができるようになります。
人材業界 × 動画 × マッチング × プロ人材 =
など軸を決めてアイデア出しを行うと、お題が決まるので考えやすくなり時間を有効に活用することができるようになります。
まとめ
- 「業界、技術、ビジネスモデル、ターゲット」の4軸で決める
- 軸を決めることで全体像から絞って考える
- “技術”や”ビジネスモデル”を変更するとアイデアが複数うまれる
新規事業のアイデア出しは軸を決めて効率を上げよう!
- 複数人で考える際にアイデアは発散しない
- アイデアを考える時間が早くなる
軸の洗い出しに工数がかかる
技術は投資家が注目している最新技術やガートナーが発表する技術トレンドを参考にするといいかもしれません。ビジネスモデルも書籍など複数あるので参考にしてみることおすすめです。
自分のやりたい業界を決め、技術・ビジネスモデルを列挙してみよう