こんにちは、旅するインキュベーター青林です。
今日は
『MVP作成(PoC作成)』
について紹介します。
- LP・モックで検証する
- ノーコードツールで検証する
- SaaSツールで検証する
市場、アイデア出しが決まり、アイデアの検証を行います。
【新規事業の実践論】新規事業が思いつかない!新人新規事業担当者におすすめのアイデアの考え方アイデアが決まったらデザイナー、開発メンバーと協議して進めればいいと思われます。ですが、新規事業・スタートアップは「ターゲットに何をどのように提供するか」の仮説が全てで、仮説を元にお金をかけて開発をスタートしたが、実際の動くプロダクトを触った結果、
- ターゲットが異なる
- ターゲットがほしい情報・プロダクトが異なる
- ターゲットがほしい情報・プロダクトの取得したい方法が異なる
という課題にあたり、仮説の修正、再設計、再計算が求められます。
そのときに、1,000万円かけて作り込んでしまうとプロダクトを作り直すの、追加で1,000万円のお金と時間がかかってしまいます。
じゃあどうするといいかというと、開発者とデザイナーに稼働してもらわずに、簡易なプロダクトを作るというのが大事になります。
今回は簡易なプロダクト作成方法をご紹介していきます。
もくじ
①LP・モック検証
Webサービスであれば、コードを書かずにページが作成できる日本のサービスSTUDIOや海外サービスWebflowを活用して商品が伝わるLPを作成します。
参考 STUDIOノーコードでWebサイトを作成 - STUDIO 参考 WebflowResponsive web design tool, CMS, and hosting platformアプリであれば、画面イメージをデザインツール(FigmaやAdobe XD, Sketchなど)を活用して作成し、Prottなどを活用して画面同士をリンクで繋げることができます。ここまでできれば、実際のサービスを触っている環境に近いMVPが作成でき、ユーザーニーズ検証が行えます。
②ノーコードツール検証
2020年からじわじわ流行りだしてきているノーコードツール。エンジニアの稼働を抑えて、ソフトウェアサービスが作成できるツールが世界的に増えてきています。
内部にノーコードツールの活用に長けたメンバーがいれば最も予算を抑えて、検証が進められる可能性があります。しかし、2021年の執筆時点ではBubbleを筆頭に学習コストが高く活用するにはまだ時間がかかります。
ただ世の中の流れは、コードを書かずにソフトウェアが作れる世界に進んでいる予感がするので、活用タイミングは時間の問題と思います。
ノーコードに特化した開発会社もあります。
参考 BOLTBOLTは、国内初のNoCode(ノーコード)/LowCode(ローコード)に特化したシステム開発・導入支援サービスです。③SaaSツール検証
仮説検証に特化したSaaSツールがでてきました。(ポジショントークですが、私もプロジェクトに関わっています)
まとめ
会社規模や予算によってMVP作成の方向性を決めよう。
・中小・スタートアップ向け:LP検証
・大企業向け:SaaSツール検証
最後に
- LP・モックで検証する
- ノーコードツールで検証する
- SaaSツールで検証する
アイデアの検証でユーザーがお金を払って利用したいというニーズが確認できたら、そのニーズはどのくらい他の人にもニーズがあるのか検証します。
LPをFacebook広告でターゲットを絞って配信し、LP経由で資料請求が発生したらユーザーに会い、商品を買ってもらえるか検証を続けます。
参考 2週間で125件、2万円のFacebook広告で確信したニーズ検証「その業界を知らなくてもBtoB事業は立ち上げられる」−やり方とコツ−