こんにちは、インキュベーター青林です。
今回の話は
『新規事業のアイデアを探すときの情報収集方法』
について紹介します。
情報収集後のアイデア出しの方法は、業界 × 技術 × ビジネスモデル ×ターゲットで考えるの記事で紹介しました。
【新規事業の実践論】新規事業が思いつかない!新人新規事業担当者におすすめのアイデアの考え方ぜひアイデアを組み合わせで考える方法も参考にしてみてください。
そこで今回は、技術やビジネスモデルを世界のトレンドから把握するのにおすすめの方法を紹介します。
- 海外メディアから探す
- VC(ベンチャーキャピタル)の投資先から探す
- VCや起業家が発表するトレンドから探す
もくじ
①海外メディアから探す
新規事業の領域、業種を海外のテクノロジーメディアの検索窓に言葉を入れて探す。そこで表示された記事を複数読み、事例や世界の流れを頭にいれます。
- TechCrunch:王道のメディア
- Product Hunt:初期プロダクト情報が掲載される
- Hacker News:プロダクト以外に最新のテクノロジーニュースが議論される
NFT(Non-Fungible Token:代替不可能なトークン)などの最新ワードがでてきたら、どんな議論がされているのか、最新技術を利用したサービスはあるのか調べるときに役に立ちます。
②トップティアVCの投資先から探す
世界のトップティアVCの投資先企業の傾向から世界のトレンドを把握できます。
世界で投資されているサービスは、日本でも類似サービスが生まれる余地があるのか考えたりします。
トップティアVCの投資先はCrunchbaseやAngellistを活用して網羅的に確認することができます。
新規事業のアイデアが思いつかない人におすすめの方法です。なぜならCrunchbaseには200万社以上の世界中の会社情報が掲載されているからです。
そして、Top 100 Venture Capitalistsで検索すると、海外メディアが有名VCを網羅している記事があるので参考に調べてみることオススメです。
- Accel
- Andreessen Horowitz(a16z)
- Benchmark
- Index Ventures
- Sequoia Capital
- Bessemer Venture Partners
- Founders Fund
- GGV Capital
- IVP
下記の記事で記載した週間でトップティアVCの投資先を日本語で配信している「週刊トップティアVC」のメルマガもオススメです!
新規事業立ち上げの参考になるパワポやメルマガ、note13選③VCや起業家が発表する今年のトレンドから探す
毎年年末に今年と振り返りと翌年のトレンド予測を投資家や起業家がインタビューに答える。
インタビュー内容をざっと目を通し、ざっと流れを把握する。その後は、年間の把握から日々の把握を行うために、インタビューされている投資家から起業家をTwitterでフォローしておけば、日々のトレンドを追うことができるのでオススメです。
最後に
- 海外メディアから探す
- VC(ベンチャーキャピタル)の投資先から探す
- VCや起業家が発表するトレンドから探す
紹介した大きく3つの方向性から、国内・海外の動向を抑え、個別の人はTwitterで情報を追っていくと、新規事業やスタートアップの最新トレンドのキャッチアップができるようになると思います。
最近は音声周りでも良質な情報が増えてきているので合わせて目を通してみてください。
新規事業立ち上げの参考になるポッドキャスト7選