【新規事業の実践論】新規事業の成功と失敗を分ける要因:ユーザーに向き合う

こんにちは、旅するインキュベーター青林です。

今日は

『新規事業の成功と失敗を分ける要因』

について紹介します。

結論:ユーザーに向き合う

新規事業もスタートアップ立ち上げもすべての基本であり、忘れてはいけないことは、ユーザーに向き合って「誰」の「どんな課題」を「何」で「どのように」解決するかです。

企業内の新規事業は目的が変わらないように注意

大企業や中小企業で新規事業担当者になると、上司や代表など社内の関係者に説明する機会が多いので、いつの間にか”ユーザーの課題を解決するサービス”から”上司の承認を得られるサービス”へ目的が変わってしまいます。

毎週の部内説明MTGや最終決裁に向けて事業案を練って進める際に、過去の事例や他の会社の事例をインプットしてからはじめたくなりますが、いつも答えはユーザーに会うことからしか始まりません。

スタートアップは目的がブレにくい?

スタートアップは、資金調達をしていない限り説明責任はありません。なので100%の時間をユーザーに向き合えるます。

「誰」の「どんな課題」を「何」で「どのように」解決するかの仮設が決まったら、”誰”に当たる候補者を100人リストアップして手当り次第インタビューの依頼をして仮説が正しいか自分が納得できるまでヒアリングを続けました。

7人くらいインタビューしていると「誰」の対象が違ったり、もっと課題が深い問題が他に見つかり仮説の精度が高まったいきます。

まとめ

結論

社長を説得する前にユーザーを知ることからはじめる。

ユーザーとの時間を最大化させよう!

メリット
  1. お金を払ったり、サービスを使うのはユーザーだから
  2. ユーザー以外に向き合って成功した事例を聞いたことがない
デメリット

ヒアリングしてもらえるユーザーのリストアップからアポ取りまで時間がかかる

フォロー

無料でビジネスマッチングできるyentaや有料で有識者にヒアリングできるビザスクなど活用してヒアリングも可能

実際は社長や事業責任者が知らないユーザーのインサイトを、100人のユーザーインタビューから説明するほうが説得力が増します。そして、ユーザーに向き合った行動力から熱意が伝わり新規事業を任せてみようと意思決定される可能性が高まります。

ぜひユーザーの中の答えを見つけてください。

ユーザーに向き合うことを目的にアイデア出しは下記を参考に進めて見てください。

新規事業アイデアを思いつくコツ【新規事業の実践論】新規事業が思いつかない!新人新規事業担当者におすすめのアイデアの考え方