新規事業の立ち上げ担当者のシード期に必要な3つのスキル

新規事業担当者に必要なスキル

こんにちは、旅するインキュベーター青林です。

今日は新規事業立ち上げ担当者に必要になってくる

『スキル』

についてお話します。

創業期からPMFまでは、”プロダクトがユーザーに愛してもらえるか” = “ユーザーにお金を払ってもらえるか”が最も大事になってきます。

愛されるプロダクトを作るには?どのようなスキルが必要になってくるかシードステージで考えてみたいと思います。

新規事業担当者が必要なスキル

創業期は市場が決まったら、アイデア出しを下記の記事のように行います。その際、どんなビジネスモデルが世の中にあり、どのように利用されているのか。テクノロジーのコア技術によって人の行動が今後どのように変化するのか。という認知・認識のスキルが求められます。

新規事業アイデアを思いつくコツ【新規事業の実践論】新規事業が思いつかない!新人新規事業担当者におすすめのアイデアの考え方

PMFまでは資料作りよりもユーザー観察スキル

ユーザー観察力

シード期はアイデアがユーザーに愛されるものになるか、最小限のプロトタイプで検証していきます。このとき、想定するユーザーにヒアリングを依頼し、実際に触ってもらえるようなプロトタイプがあれば、ユーザーに触ってもらい質問を進めていきます。

プロトタイプを触ったユーザーは「いいと思う」や「すごい!」など言ってくれますが、なくてはならないサービスを作らないとお金を払ってもらえず、利用頻度が高くなりません。ユーザーがよく見ていた文言や画像、なぜその動作で止まったのか、裏の背景をヒアリングしていくことでユーザー本人も理解できていない内容を言語化していくスキルが求められます。

参考 ユーザーインタビューの基本FoundX Review

ユーザーを巻き込むための工夫をする

ユーザー巻き込み力

ユーザーヒアリングに協力してくれたユーザーとは長期的にプロダクトの進捗があたっら再度ヒアリングをしたいものです。そんなときは、初回のヒアリングで「こうなったら使う」や「こうなったらお金払う」、「Xxxxに毎日Xx時間かけている」など手間やお金がかかっている行動を、プロダクトで時間を短くしたり、かかるお金を少なくできないか考えます。そうすることで愛されるプロダクトへの道が近くなります。

インタビュー後、改善した画面を早くユーザーに届けることで、応援されるサービス・起業家になっていけます。

フィードバック改善のスピード

プロトタイプの改善スピード

アイデア検証段階ではプロダクトは作り込まないでプロトタイプを作成することで、改善スピードを早くします。

フィードバックを元に改善した画面は当日や翌日にはできるかもしれません。

画面のイメージを作成できるSketchやAdobe XD、複数人で画面イメージ作成ができるFigmaなどを活用して、実際の画面に近いプロトタイプができるとユーザーフィードバックの精度が高くなります。

参考 デジタルデザインツールSketch 参考 UI/UXデザインツールAdobe XD 参考 チームデザインツールFigma

また、デザインツール系の学習は、無料ならYouTubeや有料ならUdemyで動画で学べます。ぜひ参考にしてみてください。

参考 デザインツール学習Udemy

まとめ

結論

新規事業担当者はユーザーと一緒にいる時間を最大化し、観察スキルを身につけよう!

メリット
  1. 愛されるプロダクト作るにはユーザーを理解することからはじまる
  2. ユーザーを観察し行動にいたった心理をヒアリングします
デメリット

「いい!」、「使います!」という言葉を真に受けない

フォロー

「利用するためにいくら払うか」を確かめると、ユーザーにとって本当に必要なサービスかわかります

アーリー期に必要なスキルは別途記事にします。